目がかゆいと思ったらまつ毛ダニを疑って!症状と原因

2019年12月22日
きれいな目

目がかゆくなる病気にはいくつもの種類があります。例えば杉やひのきの花粉の飛散する季節なら、花粉症のアレルギー性結膜炎の可能性を検討する必要があります。ところが目がかゆいだけでなく、まつ毛などが抜けるなどの症状が伴うときには、もしかするとまつ毛ダニが、まぶたやその周辺で異常増殖しているかもしれません。あまり聞きなれないかもしれませんが、実は私たちの皮膚の毛穴に住み着いている、ありふれたダニの一種です。そこでどのような原因で増殖するのか、症状にはどのようなものがあるのか、検討してみましょう。

そもそもまつ毛ダニとは、学名をデモデックスという顔に寄生するダニの一種です。皮膚のなかでも特に毛穴に好んで生息しており、サイズは0.1から0.4㎜程度と肉眼では確認できません。毛穴には皮膚を保護するための皮脂腺が隣接して分布しているので、顔ダニにとって栄養素になる皮脂が豊富です。しかもフェイシェルだけでなく、まぶたの内側やまつ毛にも寄生することがあるほど、感染力が強力です。これはまつ毛は顔の産毛などに比較すると太く、勝穴のサイズも大きいので栄養になる皮脂も大量に存在しているからです。

顔にダニが寄生するというのは、嬉しくない話ですがある調査によると日本人の5人に1人は感染しているとのデータも公表されているほどで、あまり神経質になりすぎる必要は無いかもしれません。しかるに何らかのきっかけで増殖しかゆみやまつ毛が抜けるなどの症状を引き起こします。まつ毛ダニが異常増殖する原因は、いくつか想定できます。まずヘアメイクを十分にクレンジング剤などで落としていない可能性があります。アイメイクには油分があるだけでなく、細菌増殖の温床となり皮膚のバリア機能を弱めるリスクがあります。メイクを落とさないことは、まつ毛ダニに格好の繁殖場所を提供することになるのは、留意するべきと言えます。

また、まつ毛エクステも要注意です。まつ毛エクステを付けていると、せっかくのエクステがぬけてしまわないように、洗顔が不十分になりがちです。洗顔が不十分ではほこりやメイク成分などが付着したままになり、まつ毛エクステ自体が不潔な環境の温床になります。麺棒などを駆使して汚れはきれいに流すことの重要性は、まつ毛エクステを使用しているときも変わりません。まつ毛ダニを予防するには、まぶたやその周辺の清潔を保ちながら、健康なまつ毛を維持するために美容液などを使用するのも効果的です。